内容証明郵便とは?
●約束(契約)違反がないか確かめる
内容証明郵便を受け取ったら、まず約束(契約)違反がないかどうか確かめましょう。もし違反のある場合は、相手に対し履行し続けることが大切です。
●返事をした方がいいのか?
これは、その時その時のケースによって違ってきますが、基本的に返事は必ず出さなければならないわけではありません。
放っておいても極端にいえば、相手は諦めてしまうか、裁判に発展するかになりますが、特に弁護士が代理人になっている場合は訴訟に発展すると思われます。
返事を出す場合は、長々と書いたのでは、相手に証拠の材料とされますので、自分の不利益にならないことをできるだけ簡潔に書くのが良いと思います。
題名も特に必要ありませんが、「回答書」と書いておけば良いでしょう。
また、出す際は配達証明付きの内容証明郵便で出すのが、いつ出し、届いたか分かりますので、利用した方がよいです。
まとめ 内容証明が来たときの返答
返答の必要性は絶対ではありませんが、回答書として不利にならないように簡潔に記載しておく方法があります。
ただし、まれに回答しないことで法律上の効果が生じる内容があります。(抵当権消滅請求、遺言に従うかの請求等)